コロナ後の都市・住宅政策(中) 効率的な都市形成の契機に 山鹿久木・関西学院大学教授 - 日本経済新聞

国土交通省によると、東京圏の主要区間の平均混雑率は、19年の163%から20年には107%に大きく低下した。東京都市圏では通勤混雑ピーク時の平均混雑率を150%程度にすることが目標だったが、あっさり下回った。新型コロナウイルス禍での通勤自粛、時差通勤・登校の影響だ。内閣府の調査によれば、東京23区のテレワーク実施率…